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Stairs

私は十二の時に地震、いや震災を経験しています。下校すると家は全壊し半年ほど傾いた倉庫での生活が続きました。そんな私は地震の度、二つのことを何時も思い出します。
 一つは地震の翌朝、父親が自分のワゴン車の荷台を拭いている姿です。聞くとそこには先程まで父親の友人が積まれていたそうです。時間を使えば他の手段は幾らでもあったでしょう。車を汚さない方法もあったでしょう。いや、そもそも警察や消防などに全てを託して、危険の残る場に向かわずとも良かった筈です。しかし、父は発見するなり荷台に濡れた裸の肉体をそのまま積み込み、遺族の元へ送り届けたそうです。
 もう一つはその数日後、ポリ袋に包まれたボンカレーとカロリーメイトが、ちゃんと家族分届いた事です。今、私達がおかれた状況が世間にキチント理解されている。それはそれは暖かいレトルトでした。

頂きも麓も見えない不条理の山に、突然於き去られた者
私は彼らと登ります。
彼らのStairsとなるべく共に。

共に登りましょう!私が頑張りますから。手をひきますから。
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管理者:武辺舎
Year of birth:1970
Sex:Man
Occupation:S,National government employee
Family structure:One wife,Three children
Sports:Baseball,Bayonet
Mail:buhensha@gmail.com
マイブレス飲食部門会員No1007
iNOVEL:武夫の拵え(2010.10 〜 連載中断。なお作業はコツコツ継続中)

武辺舎

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