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三矢の訓 ?中巻(評価編)?

林檎の木

ある時、南の国に、一つの林檎の絵をじっと見る男がいた。しかし、本当の林檎を見た事の無い男は、それが食べ物であろうとは思ったが、味までは勿論解らなかった。そこに林檎を食べたことの有る者が来て、初めて美味しい食べ物であると知ったが、何処にあるのかまでは解らなかった。そこに林檎売りの男がやってきて初めて北の国の木になる果物であることを知った。そして林檎売りが、その事を林檎農家に話すと、林檎農家は初めて南の国に林檎の木が無い事を知った...と云うお話があります。 (記憶が曖昧ですが凡そ)



「評価する」...私達は1日に何遍、この作業をしているだろう?
私達は生まれて今まで、記憶された様々なことを組み合わせて、全てのことに自分のピースで出来た価値観を作る。そして、その価値観をもって、実に様々なことを水を飲むように評価して止まないのである。
であるから、評価する能力とは特別な過程を踏まなくともよい、人間の能力の一つなのであるのだが...。

しかし前記したように、とあるそのものに対する価値観を保持していなければ、人は何も評価できないものでもある。さらに言えば、その価値観を作るために必要な記憶のピースが無ければ、それさえ出来ないと言うことになる。

簡単に言えば、目の前にある「見たことも無い真実」を見ても、貴方は全く評価出来ないか、若しくは途轍もなくいい加減な評価しかできないという事であるが、真実に到達できなくとも、記憶のピースが多ければ多いほど、確率的にその評価は真実に近くなると言えるだろう。

谷川貞治という記者上がりの男がいる。彼は長きに渡って「格闘技と、格闘技の世界」を見続けてきた。それは、格闘技を観戦するファンに贈るための作業だったが、長い年月の間、主観的ファンと、主体とのはざまで、客観的にピースを拾い集めてきた筈である。林檎売りのように...
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iNOVEL:武夫の拵え(2010.10 〜 連載中断。なお作業はコツコツ継続中)

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